COLUMNコラム

お知らせ

2021.05.18

アラコーコラムvol.23「意外と多いAKテープ取り付けの種類」

AKテープの正式名称は「面ファスナー」といいます。
日本ではクラレ社の商標である「マジックテープ」の方がお馴染みかもしれませんね。
その他「Velcro(ベルクロ)」「クイックロン」といった様々な商標で各社販売しています。

一般の方は面ファスナーと聞くと袋・蓋部分やカバンのポケット、スニーカーのベルト部分などに多く見ることから縫製でつけるものとの認識が多いのでは無いでしょうか??

ところが面ファスナーは取り付ける方法はいくつもの種類があります。
下記がその取り付け方法になります。

1.裁縫で取り付けるタイプ
2.粘着で取り付けるタイプ
3.アイロンで取り付けるタイプ
4.ウェルダーで取り付けるタイプ
5.超音波で取り付けるタイプ

そのなかでも2~5で取り付けるタイプは被着体(何に貼るのか?)に応じて種類があります。

1.強力粘着 → 概ねどの素材にも相性が良く、初期の粘着強度が強いです。
但し、熱には弱く高温化での環境にはあまり適していない為、高温化で使われるときはお勧めしていません。

2.PVC粘着 → 塩ビと言われる可塑剤を含む素材に適している粘着剤です。
初期の粘着力は強力粘着程、強くありませんが、軟質塩ビ素材や高温化においては
強力粘着より劣化しないのが特徴です。

3.木工用粘着 → 木に対して適した粘着剤です。強力粘着に近い強度もあります。
但し、コストは強力粘着と比べると高く、高温化には非常に不向きです。

4.仮止め用粘着 → 縫製時にミシンの振動で面ファスナーが歪んでしまうのを防ぐため仮固定に使われる粘着タイプです。

5.アイロン接着 → 120℃程度の熱を30秒ほど加えることで接着するタイプです。

6.ウェルダー接着 → 塩ビ素材に対して、高周波加工を加えた接着させることが可能です。
面ファスナーの裏面に特殊加工されたタイプです。

7.超音波接着 → 超音波の接着が弱い時にアシストしてくれる接着タイプです。
        但し、接着具合は素材の相性により異なるのでサンプルテストはメーカー様の方で最終確認を行って下さい。

このように面ファスナーは付ける素材に応じて種類を使い分けることがとても大切です。
その為、既存のお客様については私たち担当がついております。

素材に対して合っていない取り付け方をすると剥がれの原因となります。
今回ご紹介したポイントなどチェックして頂きよりよい製品作りに、是非ともご協力出来ればと思います。
まずはお気軽にご相談下さい。

一覧に戻る