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2021.03.22

アラコーコラムvol.20「AKテープ 品質管理」

当社がAKテープ(面ファスナー)を製造販売して、47年目に入りました。

当社の設立は天然繊維の織物業としてスタートしています。
その中で培った「糸の知識と経験」を生かして、AKテープ(面ファスナー)の製造にチャレンジしました。
面ファスナーを製造する為の、場所や設備や人員も整え、いざスタートしましたが、悪戦苦闘の連続で、思うような製品が作れませんでした。
諸々の紆余曲折があり、現在は海外へ製造委託をして、弊社で様々な加工及び品質管理を行い、皆さまのもとへ納品いたしております。

製造開始した当初の苦心惨憺の原因は、面ファスナーの複数の製造工程にあったのではと感じます。
面ファスナーの製造工程は非常に種類が多く、多岐にわたる工程を経て完成します。

【A面の製造工程】
原糸⇒製織前準備⇒製織⇒染色⇒乾燥⇒コーティング⇒フックカット
⇒ヒートセット⇒スリット⇒巻取⇒梱包⇒出荷

【B面の製造工程】
原糸⇒製織前準備⇒製織⇒染色⇒乾燥⇒コーティング⇒ヒートセット
⇒スリット⇒巻取⇒梱包⇒出荷

また、粘着タイプや難燃タイプの場合は上記工程からさらに追加されます。

複数の工程を通過しなければならない為、準備だけ、製織だけ、染色だけ等々の工程毎に役割分担を定めて、外注を駆使しながら完成させているメーカーも多々あります。
餅は餅屋といいますが、分業制をとることで、1つの工程は効率があがり
品質も担保されますが、面ファスナーの最終製品としての品質の担保ではない為、各所でトラブルが発生する可能性があります。また、デリバリー面でも
非常に不利になります。
反対に一貫生産の場合は、各工程での管理は大変になりますし、人的コストや設備投資も問題になってきます。しかし、常に次工程を考えた生産体制や品質管理が可能となりますので、最終製品としての品質は担保されます。
また、デリバリーやトラブル対応といった面では非常に融通が利いてきます。

そのことから、弊社での製造委託先は一貫生産体制を取っている工場へ委託をしてきました。

面ファスナーも海外から輸入をしている業者様は多々ありますが、その多くが輸入後に検品もせずに納品をしています。
弊社は入荷後に検品作業が必ず入ります。品質管理の統一をする為にマニュアル化をし、不良率を下げるよう努めています。

また、不良内容は工場側へ都度フィードバックをし、原因と対策をはっきりさせることを実施しています。

当然、特殊でトリッキーな面ファスナーの商品開発をしていかねばなりませんが、まずは、お客様に安心してご使用頂ける面ファスナー・AKテープをご提供できるよう、日々の品質管理を徹底していく所存です。

AKテープの品質に関して、少しでも気になることがありましたら
ご指摘頂ければ幸いに存じます。

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